Startup Weekend Yokohama 13参加

継続は力なり。ちょっとずつでよいから毎週何か書く習慣をつけよう。ということで、2025/3/7-9に参加してきたイベントについて書きます。

起業を志す人向けの体験型イベントです。チームを組んで3日間で起業アイデアを練り、途中ファシリテーションやらコーチングやらを受けつつ、最後にプロの方に審査して頂くという、超凝縮型リアルスタートアップ体験です。イベントタイトルに「Yokohama」と付いていることから予想できると思いますが、各地で開催されています。(Doorkeeperでチェック!)各地およそ年1ペースで、横浜は13回目。運営はほぼボランティア。かつて都市部で参加した方がオーガナイザとして地方(地元)開催するパターンで全国に広がりつつあるようです。

1日目(金曜)は夕方からの活動で、参加者全員が1分ピッチで自分の(ラフな)アイデアを発表し、投票で実行するものを絞った上で3人以上のチームを作ります。

2日目(土曜)から本格始動で、朝から各チームがそれぞれの企画を練ります。誰に何のメリットがある(もしくはペインを取り除く)サービスかをペルソナという仮想の具体像を想定しつつ詰めていき、フィールド(街角)でインタビュー(全員一致で凄いシンドイ)して実証するというプロセスを踏むことで、実効性の高いアイデアを作り上げていきます。途中、コーチングでプロの方のコメントを受け、絶望の淵に落とされ、そこから這い上がってもう1回企画を練り直すという過酷なイベントもあります。

3日目(日曜)は最終日で、アイデアをまとめて夕方に審査員にプレゼンできる形に仕上げる必要があります。全力で頭を回し続けている影響か、1週間以上作業を続けているような疲労感に囚われますが、ゴールを通過するために気合で頑張ります。2周目は1周目より格段に速いペースで企画を構成できている実感があります。そして、運命のプレゼンタイム。各チーム予想外に凝った演出をしてきます。(寸劇が凄いチームも…、こっちが頭を悩ませている脇ですごく練習してた。)審査結果の発表が終わると、開放感で満たされた打ち上げとなり、終了解散という流れです。

たかが3日間のイベントでしたが、ハプニングやら発見やら色々なことが起こり過ぎて、3日経過した今でもまだ頭の中の整理がつきません。あの時どうすればよかったか。今の自分ならもっとうまくやれるか。見聞きしたことを調べなきゃ。などなど。チームが崩壊せずに(アウト寸前でしたが)ゴールに辿り着くことができたことについては、チームのメンバーに感謝しかありません。フィールドリサーチは塩対応やら結果が芳しくないやらで相当に心が折れる作業ですが、逆に人が嫌がるそれこそがスタートアップの強み(市場の実証)なのだろうと思いました。

「No Talk. All Action」まず動いてみる、飛び込んでみることが大事。

濃くて有意義な体験でした。

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